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落雷による停電の対処法とは

今や生活の中で使うもののほとんどに電気が必要な時代となっており、突然の落雷で停電してしまうとどうしたらいいかわからなくなってしまう可能性があります。ここではそんなときに取るべき対処法などを紹介していきます。

落雷による停電時に必要な3つの対応

身の安全の確保

雷は大きな電流が流れており、非常に危険です。雷は連続して発生する可能性もあるため、発生した際には電気を復旧させるよりもまずは身の安全を確保するようにしましょう。木造家屋に住んでいる場合は電化製品に触れないようにし、壁からも一定の距離を取りましょう。鉄筋の建築物や自動車も雷の影響を受けにくいといわれてますから、車の近くで待機するのもよいでしょう。

明かりの確保

落雷によって停電が発生した場合、その原因によっては長時間にわたって復旧が見込めないこともあります。日頃身の回りには多くの電気があるため分かりづらいですが、日没後に電気がないと想像を超える暗さに驚いてしまうかもしれません。そのため停電が発生したのが日中だとしても、必ず明かりは確保しておくようにしましょう。

ブレーカーの確認

身の安全の確保、そして明かりの確保ができて動けるようになったらブレーカーの確認をするようにしましょう。雷の間接的な影響によって一時的にブレーカーが落ちることがあるのですが、そういった状態である場合、ブレーカーを上げるだけですぐに電気が復旧する可能性があります。

建物別の避雷針の設置例と
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ブレーカーの役割とは

電気回路の操作

ブレーカーの主な役割としては電気回路を操作する点があります。この電気回路を開閉するという役割は多くの方が知っていると思いますが、入り・切りを操作することでブレーカーから先の分岐回路に対して電流を流したり遮断したりを切り替えることが可能です。日常生活でブレーカーのオン・オフ操作をしたことがあるという方も多いと思いますが、停電した際には落ちている遮断器をオンにして復旧させることとなります。さらに電気設備の工事などを行う際には意図的に回路を遮断し、工事で触る配線に電気が流れないようにすることもあります。

過電流対策

ブレーカーの重要な役割として電路の安全確保があります。回路に過電流が流れた際、自動できれて電路を遮断してくれる機能がこれにあたります。一度にたくさんのコンセントを繋ぐとブレーカーが落ちる、というのはこの仕組みによるものです。こういった機能を持つものは「配線用遮断器」や「安全ブレーカー」などと呼ばれており、回路でショートが発生したような場合にも動作します。

漏電の防止

電気を使用する機器で注意しなければならないのが漏電ですが、発生した際に事故は起きないよう防ぐ役割もブレーカーにはあります。そのような漏電保護機能を持つブレーカーは「漏電ブレーカー」「漏電遮断器」などと呼ばれるものであり、電気配線のどこかで漏電を検知すると遮断器が作動しブレーカーが落ちるという形になっています。漏電は感電や火災などの事故に繋がる恐れがありますので、電気を安全に使うためには必要な機能です。

電力量の測定

他にも電力量の測定という役割がありますが、これは電力会社と契約している電力量を超える電気が使われていないかを計測しています。これは「アンペアブレーカー」や「契約ブレーカー」などと呼ばれ、電力計から一番はじめの部分に接続されています。規定の電力量を超えると差動し、この容量によって電力会社との契約電力量が決まることもあります。ただし、地域によってはそのような定めがなく設置されていない場合もあります。

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